疲労を感じる現代人

1998年の厚生労働省の調査によると、疲労感を感じている人は約6割いたらしい。つまり、現代社会において半分以上の人々は疲れているのだ。なぜ人は疲れるのだろうか。まず、疲労とはなにか。疲労とは発熱や痛みと同様に身体の危険信号と考えられている。熱があれば休息をとり、痛みがあれば治療するのと同じで、疲労を感じたなら睡眠と食事、心の休息を取らなければならないのだ。

疲労の症状としては、頭痛、倦怠感、筋肉痛、集中力の低下、記憶力の低下などが挙げられる。このような症状が長く続く場合は特に注意が必要な状態で、医者に受診したほうがよいだろう。現代社会に疲労を感じる人が多い原因の一つに、常に感じる人との繋がりではないだろうか。スマートフォンやパソコンといったツールは大変便利だが、ある意味不便ともいえる。なぜなら、どこで何をしていても他人と繋がっており、他人を意識し続けなければならない。これが一種のストレスとなって精神的な疲労感を与えているのである。

さらに、これらのツールから発せられる光は目を疲労させることから身体的な疲労感も加わっているだろう。また、ここから得られる莫大な情報量を処理するために頭をフル活用するため、脳の疲労もも考えられるのである。病気で病院にやって来る患者の多くはこのような背景を持っており、看護師は、患者と接する時はこれらを理解した上で看護に当たる必要があるのではないだろうか。

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